2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最高に気になる人〜辛酸なめ子のこと〜

辛酸なめ子 著 「無銭ひとり散歩―お金をかけずに東京珍スポット見物!」 を読んだ。 辛酸なめ子という名前を初めて聞いたときの衝撃たるやなかった。 やられた!と思った。 自分はなんで思いつかなかったのかと。 なんというセンスかと。 そしてテレビで見た…

出会いより仕事〜飲み会のこと〜

久しぶりに飲み会に参加した。 仕事でお世話になっているSさんが主催。 32歳にして子供が10歳でお馴染みのSさんは飲み会大好き。 若手の会から、独身である私と仕事ができる30歳M君が呼ばれたわけである。 もう一人Sさんの同僚が来て、4×4の飲み会が催…

ナイス演技〜「英国王のスピーチ」のこと〜

映画 「英国王のスピーチ」 を観た。 83回アカデミー賞作品賞受賞作。 現在のエリザベス女王の父であるジョージ6世の真実の話。 即位する前、まだアルバート王子と呼ばれていた時代から吃音に悩まされていた。 国民に語りかける演説の言葉につまり、どう…

動く人形=人間〜江戸糸あやつり人形のこと〜

演劇 江戸糸あやつり人形座 「コーカサス白墨の輪」 を観た。 以前から興味があった江戸糸あやつり人形座の公演。 江戸糸あやつり人形といっても江戸から続くものではないらしい。 浄瑠璃の人形を糸であやつる感じだ。 今回の公演はブレヒトの作品ということ…

克服したい〜ナショナリズムのこと〜

森巣 博 ・姜尚中 著 「ナショナリズムの克服」 を読んだ。 癒しボイスでお馴染みの政治学者の姜尚中さんと、オーストラリア在住のギャンブラーであり作家の森巣博の対談。 在日としてのアイデンティティにこだわり、苦しんだ姜尚中さんと アイデンティティ…

ヒットガール最高〜「キックアス」のこと〜

映画 「キックアス」 を観た。 特殊能力も何もない普通の少年がヒーローへの憧れから、ネットで買ったスーツをまといキックアスとなってヒーローを目指す。 ありったけの正義感だけで暴漢に立ち向かう姿がネットで話題になり時の人となるが、やがてマフィア…

写真表現が広がり〜「日本の新進作家展vol.10」のこと〜

「日本の新進作家展vol.10 写真の飛躍」 を観た。 写真美術館で開催中の企画展。 現在注目を集める作家5名の作品が紹介されている。 単純に被写体と向き合うものではなく、コラージュや多重露光といった表現方法が駆使されており、 それによって今までにない…

厳しい視線〜「倚りかからず」のこと〜

茨木のり子 著 詩集「倚りかからず」 を読んだ。 「わたしが一番きれいだったとき」などが有名な詩人茨木のり子さんの99年の作品。 常に背筋が伸びるような厳しいまなざしで人間を見る茨木さんらしい詩集だ。 表題作の「倚りかからず」は独立した人間という…

最高の爺さん〜「グラン・トリノ」のこと〜

映画 「グラン・トリノ」 を観た。 去年は映画をほとんど観られなかった。 レンタルも1回もせず、録画したBSの映画をちらちら観る程度。 というわけで、今年は気になる映画をどんどん観ていこうと思う。 クリント・イーストウッドが監督主演。 50年代を…

そろそろ準備〜親の老後のこと〜

上野千鶴子 古市憲寿 著「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください」 を読んだ。東大大学院生にして若手社会学者として注目されている古市君と フェミニストのパイオニアにして最近は「おひとりさまの老後」など、老後や介護の分…

鍋を囲んで誓う〜男三人飲みのこと〜

TさんとU君と男三人で鍋。 それぞれ仕事が忙しく、集まるのも久しぶりのこと。 個人的にずっと鍋をしたかったのだが、ようやくできることになった。 夕方からだったので、それまでにいそいそと食材を買いに行ったりと張り切ってしまった。 Tさんの結婚生…

大人になりたい〜バーでのこと〜

いつものバーへ。 何回か顔を合せたことのある男の子が、「お隣良いですか?」というので一緒に飲むことになった。 彼は26歳の理系の大学院生。就活中とのこと。 見た目はもっさりしているが、ベンチャー志向が強く、IT業界で頑張ってみたいという。 そ…

あけました〜年末年始のこと〜

年末は信じられない仕事量に追われ、ブログも更新できなかった。 30日にどうにか仕事納めをして、大晦日にいそいそと大掃除をする始末。 大晦日はKが地元に戻ってきたので、二人で飲みに行き、そのまま一緒に年越しをした。 行った居酒屋が振る舞い酒を出…