ナイス演技〜「英国王のスピーチ」のこと〜

映画 「英国王のスピーチ」 を観た。


83回アカデミー賞作品賞受賞作。
現在のエリザベス女王の父であるジョージ6世の真実の話。
即位する前、まだアルバート王子と呼ばれていた時代から吃音に悩まされていた。
国民に語りかける演説の言葉につまり、どうしてもうまくしゃべることができない。


そこで登場するのがオーストラリア出身のライオネル。
フェアな立場の信頼を第一とする独特の診療方法に時に抵抗しながらも、
徐々に二人は信頼を深めていく。
そして、第二次世界大戦の開戦を宣言するという大舞台に挑むことになる。。


とても安心して観ていられる作品だった。
なにせ役者が良い。実に渋いキャスティングだ。
個人的には王妃を演じたヘレナ・ポナム・カーターがすごく良かった。


ハリーポッターシリーズやティム・バートンの作品で奇抜な服装に身を包んでいることが多いが、
大竹しのぶ的な何とも言えないチャーミングさがあり、演技もすごく上手い。


ストーリー自体は大したことはないが、演技を見るだけでも楽しめる作品だ。

英国王のスピーチ コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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