2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

精一杯〜演劇鑑賞のこと〜

演劇 兎団 「カフェ・ビアンカ」 を観た。 学習院女子大学の学生が演劇やダンスといったパフォーマンスのプロと一緒に行う一種の文化祭、「感劇市場」。 その企画のひとつがこの兎団との演劇というわけらしい。 らしい、というのも、当日に妙に演劇が見たく…

集まれ漢(おとこ)たち〜地元メンズ会合のこと〜

地元グループの男のみで集まった。 私とT、準レギュラーR君とkeiちゃん、恐妻Aの旦那さんの神Aさん、Y嬢の旦那さんの仏Anちゃんの6名。 レギュラーのK君とNごんのドイツ人の旦那Yは来られなかった。 なにせ女子メンバーが強すぎるグループのため、…

男と女〜ミソジニーのこと〜

上野千鶴子 著 「女ぎらい‐ニッポンのミソジニー」 を読んだ。 最強、最恐のフェミニストにして女性社会学者でお馴染み、上野千鶴子の近著。 男にとって不愉快な読書体験となるだろうと、著者が言っているが、確かにページをめくる手が重かった。 ミソジニー…

和の美〜山種コレクションのこと〜

「ザ・ベスト・オブ 山種コレクション」 を見た。 日本画専門美術館である山種美術館の所蔵品の中でも、 文化的、美術的の価値が高いものを一堂に会した企画展だ。 前期と後期にわかれていて、今回は江戸から近代日本画の前期である。 なかなか見る機会のな…

バーでレッスン〜ある夜のバーでのこと〜

特に飲む予定のない土曜は一人でバーへと繰り出す。 その日はやる気ないバーテンHがいるバーBへ。 雨ということもあり、他に客はいなかった。 しばらくHさんと話していると、カランコロン。 見るからにサブカル好きな女の子といった、ボブのメガネが。 H…

真実は見えてくるのか〜サブカルと社会のこと〜

宇野常寛 著 「ゼロ年代の想像力」 を読んだ。私と同い年の批評家。主にアニメや特撮といったサブカルチャーからドラマや文芸まで幅広く取り上げて注目されている。 三年前に出版されたものが文庫化されるにあたり、3・11をふまえてあらたに原稿が追加さ…

絵画もアメリカ流〜モダン・アート アメリカンのこと〜

「モダン・アート アメリカン‐珠玉のフィリップスコレクション‐」を見た。 国立新美術館で開催中の企画展。 20世紀初頭、ヨーロッパで巻き起こった印象派という美術界の革命の波はアメリカまでも席巻していく。 現代アートの印象が強いアメリカだが、そこ…

コンプリート〜Aと二人飲みのこと〜

恐妻Aと飲んだ。 中学からだから20年近い付き合いになるわけだが、二人だけでお酒を飲むのは今回が初めて。 Aと会うときはTと一緒なのだが、今回は二人。 というのも、他の地元メンバーとは全員二人で飲んだことがあったが、Aだけ無かったのである。 私…

きっと良い人〜森絵都のこと〜

森 絵都 著 「風に舞いあがるビニールシート」 を読んだ。 「カラフル」の著者としてお馴染み、135回直木賞受賞作。 表題作を含む6つの物語を収めた短編集。 仕事と人生の関係を密に描いた物語ばかりだ。 仏像修復士であったり、普通のサラリーマンであった…

完全に置いてかれた〜「かざかみパンチ」のこと〜

演劇 カムカムミニキーナ 公演 「かざかみパンチ」 を観た。 八嶋智人や山崎樹範などが所属する劇団で、以前から気になっていたので観に行ってみた。 場所は座・高円寺。初めて行ったが小さくて、舞台が見やすい小屋だ。 入ると、すでに演者が舞台でストレッ…

いつか殴りたい〜Tのこと〜

Tの奥さんが実家に戻っているので飲むことになった。 Tと飲んでも何も書くことがないのでいちいち書かないが、なんだかんだでよく飲んでいる。 いつもの居酒屋のいつもの席でぐだぐだ飲む。 それにしてもよく文句を言う。 そしてよく食べる。 さくっと飲む…

リズムのある文章〜「グラスホッパー」のこと〜

伊坂幸太郎 著 「グラスホッパー」 を読んだ。 著者の作品の中ではわりと初期にあたる作品。 ナイフを使う殺し屋、催眠術で自殺させる殺し屋、交通事故に見せかける押し屋と言われる殺し屋。 三つ巴の戦いに巻き込まれる普通の男。 著者が得意とする時間や空…

なにが顔〜ツーリングのこと〜

U君とツーリングに行って来た。 バイク復活を果たしたU君。ETCもナビも装備した本格的な長距離ライダーである。 一方、私と言えば400乗っているのに原付に抜かれるでお馴染みの街乗りライダー。。 そんな二人で念願のツーリングだ。 早朝6時にうちの前集…