2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

バージンロードの侍〜Tの結婚式のこと その1〜

ついにTの結婚式が来た。 嫁より目立ってやると意気込んでいた恐妻Aと駅で待ち合わせして式場に向かった。 「カワイイだろ?」といつものように確認をとるA。その後約7回聞かれることになる。 さっそくホテルで迷子になっていると、写真撮影しているTと…

恒例の儀式〜式前の接待〜

今週末、親友Tの結婚式がある。 式の前にということで、二人で飲みに行った。 もう籍は入れているが、式をやらないとまだ独身と同じようなものだ。 地元グループのメンバーが結婚する前には、男も女もご馳走することにしている。 独身レギュラーメンバーは…

目覚めた獅子〜中国のこと〜

養老猛司・王敏 著、「君子の交わり、小人の交わり 日中関係を90度ずらす」 を読んだ。 バカの壁でお馴染みの養老猛司と日中異文化研究の第一人者である王敏さんの対談。 期待していたような内容ではなかった。 個人レベルで日中関係を考える上で、文化の違…

爽やかな日曜〜尼ヶ禿山登山のこと〜

Tさん、U君と共に群馬県にある尼ヶ禿山に行った。玉原高原という場所にあるのだが、山に行くまでに湿地帯やブナ林を抜けていく。 暑い日だったが、ブナの木陰の中を爽やかな風が吹いて、最高に気持ちが良かった。 個人的にとても気に入った。湿地があると…

和エロ〜あやめの衣のこと〜

最乗寺をあとにして、小田原方面に向かっていると箱根の標識を発見。 これは二度とないチャンスだ。そう、ポーラ美術館に行くチャンスである。 彫刻の森美術館は誰でも楽しめるが、ここは絵が好きでないと楽しめない場所なのだ。 箱根の渋滞をすり抜け、山道…

下駄、でかっ!〜最乗寺のこと〜

以前から行きたかった、天狗寺としてお馴染みの大雄山最乗寺に行って来た。 前日に結構飲んだのに早起きしたので、バイクにまたがり東名高速で大井松田まで、そこからすぐである。 曹洞宗の修行寺であるこの寺は立派な杉林を抜けた山の中にあった。 静謐にし…

この疲労感は何〜大勢飲みのこと〜

先日、N主催の韓国料理を食べる会に行った。 5人と聞いていたのに、まさかの9人。 大勢が苦手な上に、知らない人まで。 ワイワイ飲むのは嫌いではない。嫌いではないけど苦手なのである。 大勢の中にいると、 ――あれ、私はここで何をしているんだろう? …

付き合いで世界は回る〜東京バンドワゴンのこと〜

小路 幸也 著 「東京バンドワゴン」 を読んだ。 舞台は東京下町。 明治から続く古本屋(今はカフェを併設)を営む大家族堀田家に巻き起こる様々なエピソードを描いた人気シリーズ第一弾。 寺内貫太郎一家のオマージュともいえる、下町らしい人情劇だ。 なん…

科学だけでは語れない〜モジャ恋愛論のこと〜

茂木 健一郎 著 「脳は0.1秒で恋をする」を読んだ。 モジャモジャ脳科学者こと茂木健一郎が恋にまつわることを脳科学的に考察した内容。 とはいえ、それほど科学的でもなかった。 一目惚れする瞬間、相手を観察するとき、脳のどの部分が活発に動くか、 と判…

平和な一日〜集まれ地元組のこと〜

T夫婦とY嬢一家が我が家にやってきた。 目的はTの新妻EさんをY嬢に紹介するため、 そして地元グループで地元に残ってる組の結束を固めるためである。 それにしても独身男の家にふた家族が集まるというのもどうだろう。 例によって、せかせかと準備を整…

愛の多様性〜恋愛小説のこと〜

石田衣良 著 「愛がいない部屋」 を読んだ。 石田衣良の作品は前にも読んだが、何が面白いのかさっぱりだった。 そんな作家の恋愛小説短編集。 だいたい、私は恋愛小説をほとんど読まない。 結果、やっぱり面白くなかったわけだが、死ぬほどつまらないという…

異形の世界〜ブリューゲルのこと〜

「ブリューゲル 版画の世界」を観た。16世紀ネーデルランドの画家ブリューゲル。バベルの塔の絵などで日本でもお馴染みの画家だ。 私もいろんな美術館でブリューゲルの絵を見ているが、どれも細かくて観ていて楽しいものばかりだ。 今回はそのブリューゲル…