2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

星がまたひとつ〜Tさん結婚式のこと〜

Tさんの結婚式に出席した。 思えば結婚するという急報に絶叫してから約2か月半。 ついにこの日が来てしまった。 貴重な独身友達がまた星になってしまうわけである。 当日は奇跡の快晴。 Tさんの日頃の行いが良いからだろう。私ならみぞれになるところだ。 …

丸出し〜太田光と作品のこと〜

太田光 著 「マボロシの鳥」 を読んだ。 爆笑問題太田光の処女小説短編集。 以前も書いたことがあるのだが、面白い本には2種類あると思う。 ひとつは純粋に内容が面白い作品、もひとつは作者の人柄が見える作品だ。 この作品は後者である。 おそらく批判も…

いざ鴨川〜お墓参りのこと〜

母と二人でお墓参りに千葉は鴨川まで行った。 千葉はこの時期が花の盛りなので、少し早いがドライブがてら行くことにした。 だいたい同じルートで行くことが多いのだが、今回は大きく変えてみた。 養老渓谷沿いの山道を走ることに。 これがなかなかの絶景で…

最後の独身会〜三人飲みのこと〜

いよいよ来週はTさんの結婚式。 その前にU君と三人でささやかなバチェラーパーティーだ。 まぁ、いつもの飲みである。 正月に会って以来だが、みんな忙しい日々を送っていたようだ。 特にTさんは式の準備と仕事で大変だったようだ。 U君もまた痩せたんじゃな…

郷愁を誘う歌声〜湯川潮音のこと〜

湯川潮音ライブ ”クレッシェンド”に行ってきた。 去年発売された3枚目のアルバム”クレッシェンド”のワンマンライブ、場所は渋谷AX。 3年くらい前から個人的に注目しているアーティストなのだが、もうひとつブレイクしない。 フォークとカントリーの間の曲…

ハズレなし〜向田作品のこと〜

向田邦子 原作 「桃から生まれた桃太郎」を読んだ。 向田邦子の脚本を小説にしたシリーズのひとつ。 桃太郎と父親から呼ばれる桃子は見た目も中身も男まさり。そんな桃子にも結婚を約束した彼氏がいる。 そんな桃子にとっては頑固おやじである竜三にも再婚を…

破壊と創造〜シュールレアリズムのこと〜

「シュルレアリズム展―パリ、ポンピドゥーセンター所蔵による」を観た。 新国立美術館で始まった企画展、20世紀の大きな絵画運動であるシュールレアリズムの全貌を紹介している。ここまで大きなのは久しぶりだ。 私が美術を好きになったのも、このシュール…

恥ずかしい〜「キケン」のこと

有川 浩 著 「キケン」 を読んだ。 今年の本屋大賞にもノミネートされている作品。 「図書館戦争」などでブレイクした著者の青春群像劇。 キケンとは、成南電気工科大学機械制御研究部の略称、「機研」。 爆弾魔と呼ばれる上野と大魔神と恐れられる大神と後…

この男、できる〜若手の会のこと〜

例によって、仕事関係の若手の会に参加してきた。 今回は幹事のSさんのお得意さん、神楽坂にある"+81 RESTAURANT"で行われた。 神楽坂らしく、落ち着いていながらも上品で、女性受け間違いなしの店だった。 コース料理だったのだが、旬の食材を使った創作料…

黒いキノコ〜T家もてなしのこと〜

Tが出産祝いのお返しにリクエストしていたT-falのスチームクッカーを持って、 家族そろって遊びに来た。 意外と義理固い男である。たぶんあの抱っこひもが高すぎたと思ったのかもしれないが。。。 突然決まったので、たいしたおもてなしもできなかった。 サ…

鬱の時代〜鬱のこと〜

五木寛之 香山リカ 著 「鬱の力」 を読んだ。現代病ともいえる鬱病を多角的に考察した対談集。 高度成長期という”そう”の時代を経て、 リーマンショック後の長期不況の”うつ”の時代へと社会が入っている。 そういった時代に生きる私たちが直面する鬱にどう対…