下駄、でかっ!〜最乗寺のこと〜

以前から行きたかった、天狗寺としてお馴染みの大雄山最乗寺に行って来た。
前日に結構飲んだのに早起きしたので、バイクにまたがり東名高速で大井松田まで、そこからすぐである。
曹洞宗の修行寺であるこの寺は立派な杉林を抜けた山の中にあった。
静謐にして峻厳な雰囲気が、暑さに折れそうな心に警策を打つようだ。


あった。ずっと見たかった下駄。

奥にあるやたら大きいのが世界一の下駄だ。
重さ3.8トン。近くで見ると笑えるほどでかい。
私はただ大きくしただけ、というものが本当に好きなのである。



奥の院に続く階段は殺人的だ。
汗だくで登った先は、意外と地味だった。。。



要所に置いてある天狗。
鎌倉の建長寺の天狗より強そうだ。
個人的にはカラス天狗より、鼻の長い天狗が好きだ。
あの鼻の感触を想像すると、ニヤニヤしてしまう。

そういった意味でも、群馬の迦葉山弥勒寺の巨大天狗面の方が笑えた。
いや笑ってるだけでは決してない、あくまで天狗を崇拝しているのである。