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「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」　を観た。

東京都現代美術館で開催中の企画展。
エヴァでお馴染み庵野秀明が館長となり、彼が影響を受けてきた特撮の世界が堪能できる。

ウルトラ警備隊などが乗り込む飛行機の模型から、特撮ヒーローたちのマスク、
ゴジラやガメラといった特撮映画に使われた模型などが展示されている。

さらに目玉となっているのが、「巨神兵東京に現る」というショート特撮ムービーだ。
ナウシカでお馴染みの巨神兵が東京を破壊するために現れるという内容。
正直、特撮だから大したことないだろうと思っていたが、これがなかなかすごかった。
ちなみにこの映画はジブリ映画となっている。

現実をそのまま小さくするという、細かい作業は日本人の気質に合っているのだろう。
だからここまで発達したに違いない。
よりリアルにしようという意気込みは、もうほとんどリアルそのものと言っていいまでになっている。

CG全盛期の現代。
何度か書いているがCGというあまりにもリアルすぎる虚構に人は不思議と興ざめしていると思う。
一方で特撮という、実物とは少し違うが、確実な存在感がそこにはあると思う。
お金も時間もかかるため、衰退していく運命なのかもしれないが、この技術は確かに芸術の域だ。

ミニチュアの世界に実際に足を踏み入れることもできる。
東武ワールドスクエアを思い出す。
そうなると小田茜を思い出してし、あの歌が頭の中をぐるぐる回る。
ここは〜華麗な〜たま〜てばーこ〜♪