まだ見ぬ世界〜文楽のこと〜
赤川次郎 著 「赤川次郎の文楽入門 〜人形は口ほどにものを言い〜」 を読んだ。
観たい観たいと思っていて未だ観ていない人形浄瑠璃、いわゆる文楽。
とりあえず勉強しておこうと思ったのだが、まさか赤川次郎がこんな本を出しているとは意外である。
素人ファンという立場で文楽の魅力や問題点を様々な視点から教えてくれる。
あの艶めかしい人形の動きを生で見たい。
見たいのだが、やはりあの義太夫を聞き取れそうもない。
あらかじめ物語の筋くらいは知っておく必要があるようだ。
しかし、調べてみると初心者にもわかるように字幕を流す公演もあるようだ。
あの人形は三人で動かしている。そして物語を語る太夫と音楽を奏でる三味線。
それらがひとつとなって文楽を作り上げている。
やはり後継者問題は文楽の世界も避けられず、若手の育成が急務となっているらしい。
落語もそうだが、もっと早くから見ておけばと思うことになりがちな伝統芸能、早く見に行かなくては。
それにしても、どんどん年寄臭くなっている気がする。。。まぁ前からジイさんだけども。
赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い (小学館文庫)
- 作者: 赤川次郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (17件) を見る