完全には酔えない〜若手の会のこと〜

第四回若手の会に行ってきた。
場所は日吉。何処? 東急東横線で田園調布より先、もう神奈川県である。
初めて降りたその駅は、やたら未来で驚いた。


今回の幹事T氏が関わっている和食のお店。
賀茂ナスの田楽と人参のムースにウニを乗せたものが美味しかった。
入りやすい店構えだが、出す料理は意外に手が込んでいる。


今回も業界についての話や意見交換に花が咲いた。
業界特有の苦労話ができるのが、この会のうれしいところ。
それにしてもみんな勉強熱心である。
業界の中でも特殊な部類に入る私たちは扱う物の広い知識とコミュニケーション能力が必要とされる。
それがなければ間違いなく淘汰されるのだ。


この会に参加すると緩んだ気持ちがびしっと締まる。
が、それも最初だけで、だんだんお酒も入ると下らない話になってしまうわけだが。
レギュラーメンバーはかなり打ち解けてきたので楽しい。
が、完全には酔えない。いや、酔わない。


隣の店も顔が利くというので移動。
こちらは女性がバーテンをしているこじゃれた店。
DJがその場で音楽流しちゃったりしている。
自分じゃ絶対に行かないタイプの店だ。
2杯ほど飲んで帰ることにした。なんせ遠い。


みんな帰るときは握手をしていく。
それは友好の握手であり、裏切るなよの握手である。
国取り合戦の戦国時代のような業界。同盟はしっかり結んでおかないと、なのである。