幸せが集まるとカオス〜地元の集まりのこと〜

地元グループが集まった。元旦以来である。
今回はNゴンが昨年高級住宅地に新築した家に招待してくれた。
大人9人、子供6人、それを収容できる大きな家だった。
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Nゴンの夫はドイツ人のY。これが本当に良い人で私たちは大好きなのである。
私とTと恐妻Aがいじると、いつもニコニコ、リアクションしてくれる。
MBAを持った某国の証券会社に働くYも、まさか日本でこんな人間に囲まれるとは思っていなかっただろう。。。
でも、Yも私たちといるときは楽しそうに日本語をしゃべるから、特別みたいよとNゴンが言っていたのでうれしかった。


これだけの人数になるとグッチャグッチャである。
とにかく、飲んで、食べて、しゃべった。
独身は私だけなので、必然的に矛先が私に向くわけだが、困ったものだ。
私としてはこうして仲間の子供に囲まれているだけでも十分幸せなのだが。


何より、Nゴンが本当に幸せそうだった。2才の愛娘に悪戦苦闘しているようだが、昔から子供好きのNゴンは嬉しそうだ。
それにしてもNゴンはすごい。本当に尊敬に値する女性だ。
蒸発した親の借金を返し、特待で大学に行き、留学し、夢だったキャビンアテンダントにはなれなかったが、今や大手カード会社の係長である。
中学の頃からずば抜けて頭が良く、運動神経も良く、かつ美人。それでいて全く飾らない性格。
この家も雑誌に載ったが、Nゴン自身もキャリアウーマンとしてよく雑誌に登場している。
そしてしっかりと子供を育てているわけだ。
凄過ぎて笑える。


Y嬢のお腹に三人目がいることを報告したのには驚いた。見ればお腹がぽっこり。
細いY嬢のお腹が大きい姿は、スイカ泥棒としてお馴染みで、めでたいやら面白いやらで笑いが止まらなくなる。
それにしても大したものである。


「おい、マグ! 高級住宅街にも虫がいる!」と言っていたAも二人の男の子を育てている。


三者三様の女性陣。その旦那たちはみんな優しい。
つまりこの場では男の地位はかなり低いということである。
とにかく帰る頃にはぐったり。
今回はKが参加できなかったので、次はフルメンバー集めたいところだ。