ある意味接待〜若手の会のこと〜

仕事関係の若手の会が催された。


今回は私が幹事を名乗り出て、私のお得意さんのお店を予約した。
私は自分のお客の店を使うことは滅多に無い。
なぜなら、ものすごくサービスされるからである。


この若手の会では、同業者と取引先の人間がいる。
つまり、いろいろといろいろな思惑が産まれる。少なくとも私の中には。
ここはビシっとキメたかったので幹事になったわけなのだ。


それにしてもすごいことになった。
個室にしてもらったが、ドーンと巨大舟盛りとフグ刺しが来た。
どよめくメンバー。
その後も異常なほど料理が出てくる。


今回も業界あるあるで盛り上がった。
とにかくみんな異常なほど働いているので不満が多い。
しかもこの不満が同じ業界の人でないとわからないので、こういう場は貴重なのだ。


料金もかなりサービスしてもらった上に、私もバシリとお金を出しといた。
みんな本当に満足してくれて、大成功。
義理人情が大事とされるこの業界。こうしておけば必ず何らかの形で帰ってくるのだ。
まあ、私もお店の方に恩返しをしなくてはいけないわけだが。


それにしても、我ながら仕事が絡むと本当にマメである。
末席で料理をとりわける自分を客観的に見て面白くなってしまった。
仕事から離れるとただのぼんやりおじさんなわけだが。
願わくばずっとぼんやりしていたい。。。