精密なるロマン〜デューラーのこと〜

アルブレヒト・デューラー版画・素描展」を観た。


先日の「黙示録―デューラー/ルドン」展に引き続き、再びデューラーである。
オーストラリアのメルボルン国立ヴィクトリア美術館が保有するデューラーのコレクションが
国立西洋美術館で公開されている。


彼は絵画論という著書の中で、美術に最も重要なのは「宗教・肖像・自然」であると述べている。
その宗教・肖像・自然の三つのブロックにわけて作品を展示してある。
中でもやはり宗教部門は熱かった。
一枚、一枚の見応えが半端じゃない。時間がかかって仕方ない。


かなり楽しめる企画展だが、客は意外と少ないのでゆっくり見られる。
常設展も入れるので一日楽しめる。
当然だが国立西洋美術館なので常設展もすごいのだ。
何度も行っているが名画は何度みても良い。


残念だったのは、グッズがカタログのみということ。
ポストカードも無いというのは初めてだった。絶対買おうと思っていただけに残念。。。