ハイハイ〜不思議ちゃんの本のこと〜

森見登美彦 著 「夜は短歩けよ乙女」 を読んだ。

が、途中で挫折した。


久々の挫折である。この世界観にまったくついていけなかった。
京都を舞台に、天然不思議少女を追いかける青年と、次々に現れる奇抜な人たちとの出来事。


だいたい私は不思議ちゃんが嫌いなのだ。
この作品は登場人物が全員不思議ちゃんで、文体まで不思議ちゃんなのである。
はまる人ははまるのだろう。評判も良い。
が、私はまったくもって面白くなかった。


ワースト3に入ってしまうかもしれない。
下北あたりで、個性的なファッションに身を包みながらカフェで読書している人が読んでそうだ。
ふん。
その横で汗だくになって餅つき大会して、雰囲気を壊してやりたい。
そんなことを思うほど面白くなかった。


まぁ、良い本に出会うこともあれば、こういう本に出会うこともある。

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女