百年目〜黒門亭のこと〜

叔父(兄)が家を建てることになり、その報告会で上野で会食ランチ。
小1の従妹と3歳の姪に早めのクリスマスプレゼントをあげた。
独身35歳のおっさんが女の子のプレゼントを選ぶ難しさを毎回痛感する。。
とりあえず、和気あいあいとした食事となった。


ちょうどよい時間に解散したので、一人黒門亭に足を運んだ。
お酒も入っていたので、一人目の真田小僧は聞いていたのだが、
二人目はうたた寝してしまい、気づいたら芸者の一日を踊っていた。


最後は「百年目」。
咄家さんがまだ自信の無いネタを披露するのが黒門亭
春にする話をこのタイミングでするのにも深い理由があるのだろう。


気難しくてマジメで通っている番頭さんが、
花見で芸者や太鼓持ちとはしゃいでいる時に旦那さんと鉢合わせ。
もうダメだとしょげかえっていたが、
旦那さんは他の奉公人たちが育たないからもっとそういう遊びを見せなさいと諭す。
といった流の話。


情景がすごく良く浮かぶ噺でもあり、人を育てる教訓を含んでいる。
部下のいる人は聞いてみる価値はある。
特にマジメな人は。。。