T-EXPRESS〜金峰山登山のこと〜

Tさん、U君と共に山に登った。


随分と登山しているが、山ガールに全く会わない。
もしかして幻の生物なのではないか、と。
生態を調査すべく、知名度の高い山へ行こうという計画を立てていた。


紆余曲折あって、百名山に数えられる山梨と長野の境にある金峰山(2600m)に行くことになった。
登り始めて早々に山ガール発見。現実に存在することを確認できた。
山ガールに限らずファミリーも、ソロ登山者も多かった気がする。



久しぶりの山。柔らかい土の感触、緑の匂い、気分は上々だ。
いつものことだが、ペースは異常に早い。
リーダーであるTさんのペースはもはや山岳救助隊レベルではないだろうか。
周りの各駅登山者をどんどん追い抜いていく。
まさに特急、T-EXPRESS!


山頂近くは岩がゴロゴロしていて楽しい。
展望も良く、なるほどいい山だ。


頂上にある巨岩、五丈岩。
TさんとU君が小さく見えるのがわかるだろうか。


下山。いやもう滑降に近い。
「いやーずいぶん抜きましたねえ」と爽やかな笑顔のTさん。
もしかした忍者の末裔なのかもしれない。
往復2時間半。そう、それがT-EXPRESS!


帰りには天空の湯という施設で温泉に入る。
やたらに良い湯で、無駄にスベスベ。
彼女つくってまた来たいと誓う。そして失笑を買う。
そんなこんなで渋滞に巻き込まれながらも、たわいもない話しに花を咲かせた。


毎度のことながらTさん、運転ご苦労さまでした。感謝、感謝です。