何町目の夕日?〜スカイツリーのこと〜

父の日と母の誕生日に何かイベントをと考えていたのだが、今年はもうこれしかない。
そう、スカイツリーだ。


両親と姉家族分のチケットが運よく当選したのである。
三丁目の夕日よろしく、家族でタワーに上るというのを個人的にやってみたかったということもある。
なかなか家族でワクワクできるイベントというのも無くなってくるものだが、
スカイツリーはなんだかんだでテンション上がる。



入場は5時半だったので、それまでソラマチをぶらぶら。
とんでもない人の量。いろんな店舗が入っているが、お土産や飲食が充実している。
ただ座る場所が少ないので、疲れた時に困る。お店もだいたい並んでいる。


そうこうしているうちに時間。
空港のようなカウンターで発券して、エレベーターに。
これが恐ろしく早い。350mの展望台まで50秒。


エレベーターを降りると飛び込んでくる東京の景色に歓声が上がった。

少しもやがあり、遠くはかすんでしまっていたが、それでも十分に楽しめた。
さらに上の天空回廊は次回のお楽しみとして取っておくことにした。
冬の澄んだ空気で夜景なら上に上がる価値もあるだろう。


ぐるりと東京を見下ろすことができるわけだが、
広いような狭いような。
その東京で暮らしているんだなーと妙に感傷的になったりして。


私の家からもスカイツリーは見える。
無駄にロマンチックな夜景が楽しめる家としてお馴染みである。

ライトアップが始まった当初は気になって鬱陶しく思っていたが、
毎日観ていると良くなってきた。
すっとそびえたつ姿は、まさに粋と張りの下町気質を具現化したようだ。


とにかく、みんな喜んでくれたので良かった。
このあと浅草に出てビールで乾杯。
いい思い出ができた。