グランクラス〜秋田旅行のこと その7〜

新青森から上野までは新幹線。
盛岡駅の落雷で1時間の遅れがあったが、その程度で良かった。
そして、ついに来た、E6系。

そして座席は、グリーン車? ちっちっ。
新幹線初のファーストクラス、「GRAN CLASS」だ。
最後尾の車両にわずか18席のVIPな座席。
チケットを取ってくれた兄に感謝。



ゆったりとした座席は、手元のリモコンで細かく動き、好みの角度にすることができる。
リクライニング角度は45度、くつろぎまくりだ。
グランクラスには専任のアテンダント(美人)が常駐してサービスしてくれる。
淹れたてのコーヒーや日本茶はもちろん、アルコールもフリー。ビールはエビスだった。


さらにお弁当もサービス。本当に飛行機に乗っているようだ。
東北新幹線だから青森のりんごのお酒シードルと共に頂いた。


上野まで約3時間。ワインを飲みながら本なんか読んだりなんかして。
座席に可動式のライトが付いていて、これが結構便利だった。
優雅だ。優雅すぎる。一度乗ったら、これ以外は乗りたくなくなる。


駅に停車すると、民衆たちが覗き込んでくる。
私なんかは完全に貴族の気分になってしまった。この優越感。
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない!」
プラス1万円の価値は十分あると思う。


こうして詰め込みまくった秋田旅行は終わりを告げた。
最期まで充実の旅。たまには人と行く旅も良いものだ。
しかし今度はきっとまた一人でさすらうことになるだろう。
次は何処で何を見ようか。