まだまだイベント〜秋田旅行のこと その6〜

十二湖駅から路線バスに乗り青沼へ。
リゾートしらかみに合わせてバスの時刻も決められているので便利だ。


十二湖はその名のとおりブナ林の中に十二の湖が点在する。

ブナ林が雨を含み爽やかな香りを立たせていた。
深く息を吸い込むと、悪いモノが消えていく気がする。



青沼。確かに青い。とても幻想的だ。
他の湖もそれぞれに味わい深く、静かな美しさがあった。


ふたたびリゾートしらかみに乗り込む。
車内でしか売っていない駅弁「しらかみの四季」を味わう。
千畳敷駅ではなんと15分停車して、ホームを離れ海岸に行くことができる。
奇岩奇石が並ぶ妙な光景は面白い。


鰺ヶ沢駅を過ぎると、先頭車両のスペースで津軽三味線の実演奏が行われた。

じょんがら節を聞きながら車窓からの眺めを楽しむのは、なかなかおつである。
さらに津軽弁による昔話の実演などもあった。
最期まで乗客を飽きさせない”リゾートしらかみ”の実力は相当なものだ。
とにかく秋田と青森のウェルカムモードが嬉しかった。


終点弘前駅から新青森まで1時間は普通の電車で移動。
楽しかった旅ももう終わろうとしている。
が、実は最期の楽しみが待っているのであった。