美しく切ない完成度〜「僕のエリ」のこと〜
映画「僕のエリ 200歳の少女」 を観た。
2008年公開のスゥエーデンの映画。
12歳の内気な少年オスカーは同級生からいじめられ、孤独に過ごしていた。
ある夜、隣にエリという少女が引っ越してくる。時を同じくして奇妙な失踪事件が起こり出す。
エリとの交流が深まり、ついに彼女がヴァンパイアだということを知る。。
雪深いストックホルム郊外の町の静かな雰囲気と、まさに雪のような少年オスカーと深い瞳をしたエリ。
それだけでも絵は十分に美しい。
様々なヴァンパイア映画があるが、これほど自然にヴァンパイアを描いたも作品は無いと思う。
その悲しい宿命、醜さと美しさ、強さと弱さ。
最高のヴァンパイア映画と言っても過言ではない。
近年ハリウッドでリメイクされたが、それには一押しのクロエ・グレース・モレッツが主演なので近く見るつもりだが、
このオリジナル版は相当な完成度なので、いかがなものだろうか。
そろほど良かった。
文句なしの、お勧め映画である。
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