〜伊勢・熊野旅行のこと その7〜

バスで移動と言えど汗をたっぷりかいたので温泉に入ることにした。
紀伊勝浦は海に面した温泉街なのだが、港から少し離れた島にホテルが点在しいる。
時間もあるので、島のホテルの温泉を利用することにした。


ホテルまではピストン運行している連絡船で移動する。

入浴料千円と少し高めだが、海とつながっている作りの露天風呂の解放感たるや最高である。
露天過ぎてホテルのあちこちにいる人から丸見えであるが気にしない。


とりあえず、みんな海に向かって仁王立ち。
日本の夜明けぜよ! とみんな思っているに違いない。
そんなこと思いながら海見ていると、ブォーっという音と共に、まさかの遊覧船が前を通り過ぎていく。
露天風呂ではない。もはやヌーディストビーチである。
みんな、すっと湯船に入っていった。。。


夜はまた地元の居酒屋さん。ちょっと小料理屋テイストのお店をチョイス。
ここが丁寧な料理を作る良い店で、揚げ出し豆腐や、魚の南蛮漬けの美味しいこと。
そして何よりマグロのカマである。

私はなんせカマが好きだ。
日頃から魚屋さんでブリなんかのカマを買い、強めに塩振って焼いては食べている。
マグロともなるとさすがに大きいが、ほじくってはビール。ほじくってはビールの幸せなことよ。


隣に新潟から車で来たという会社の同僚二人組がいて、この二人がガリガリ(先輩)、太っちょ(後輩)の良いコンビで、
いろいろ話したが面白かった。
先輩後輩という関係性に昔から縁の無い私は、とても羨ましい関係である。


日が沈んだ頃帰りのバスに乗り、熊野に分かれを告げた。
短い旅行だったが、内容もりだくさんの良い旅だった。
気ままな生活にけじめをつける目的もあった旅だったのだが、
結果、やっぱり気ままな生活最高という結論に至るという。。。


まぁ、それが私らしいかな、と。