これぞ都会のオアシス〜自然教育園のこと〜

雑多な目黒駅を降りて白金方面に少し歩くと、その別世界への入り口がある。
国立科学博物館の施設のひとつ、自然教育園だ。
多種多様の植物が育てられ、昆虫や鳥が共存している。

東京にいることを忘れてしまうほど静かで、そして豊かだ。
深い緑、鮮やかな緑、その中に鮮やかな花が咲いている。



新緑のもみじが陽を浴びていて綺麗だった。本当にいろんな植物があるので、
一歩進むごとに雰囲気が変わって面白い。

何より、植物の名札が立っているので、名前を覚えやすいのが嬉しい。
今回見た中ではこの”ふたりしずか”が一番綺麗だった。
小さい花が寄り添うように咲いているのだが、名前が言い得て妙である。
”ひとりしずか”というのもある。ちょっと悲しくなる。


ふたりしずか、、二人静、、、中森明菜の曲だ。
そうなると映画「天河伝説殺人事件」を思い出す。
自然を満期しながらも、頭の中は市川崑の世界が広がってしまった。。。